十人十色

 麻雀は結果同じ手になっても、捨て牌の順番が違ってきます。相手が鳴こうがおら知らねでドラからぶっぱなつ人や、いやテンパイまで持っていようという人。何か障害(他家の鳴きや、テンパイ気配)がない限り、まっすぐならみんな行きつく先は一緒の可能性が高い。

 最近、人生相談的なものも多いです。火曜日新発田の川東で初の講習会。8人ばかりでしたが、みんな楽しそうにやってくださいました。家と家の感覚も広く、小学校、中学校も隣でグランドに隣接しており出来たばかりのコミュニティセンターでのどかな環境。時の流れが遅く感じました。講習料という観点で仕事をしていないので、幅広い地域で教えられればと思います。

 昨日は東区で講習会こちらは、10卓38名で講習会でした。ここで話していくうちに、5歳の孫が麻雀を覚えたいといっていて、今福岡だというお話。いいですね、覚えるといいと思いますよといったら、実はその子のお父さんが若くして亡くなり、新潟に娘さんと生活の拠点を移すということに。5歳の子は、子供ながら作った友達ネットワークが崩れることを嫌がり、一人親の娘さんとしては生活するためには仕方ないことだと。4月から新潟だそうですが、こっちに来たら麻雀を教えてあげてくれませんかとのこと。当然私は教えますし、子供の新しい友達がすぐにできるといいですねと、子供の教育としても麻雀は最適ですよと伝えました。風適法で当然、うちの店舗では教えられませんが、コミュニティセンターなどを使って教えていく予定です。転勤族の娘さんだったので、一回くらいどってことはないという感じらしいですが、子は子でつらいでしょうね。私も5歳で新潟に戻ってきましたし、親父がいない(いないこと自体は私には問題はなかった)ということが学校では、出張していると中学3年まで嘘ついていましたので、他の子と対等な立場ではないとある意味劣等感を感じていたかもですね。その子は、麻雀を通じていいことも悪いことも起こるから、でも最終的にはいきつく先は一緒ということを教えたいなと思います。最終的に行きつく先とは何かといえば、それは自分が望むこと、それはお父さんが幸せな人生を送ってほしいという願いだと思います、自分の思った通りになるから頑張ろう。

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